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ワキガ臭とフェロモンの関係について
ワキガ体質に自覚がある人は、自分の臭いが気になり恋愛から身を引いている方も多いと聞きます。
しかし、なかにはワキガの臭いが魅力的だと感じる方もいるのも事実です。
ワキガ臭は実はフェロモンなのでしょうか?
フェロモンとは?
フェロモンとは生物学用語で、動物や植物・微生物が体内で生成して体外に分泌されて同種の他個体の行動など生理的状態に変化を起こす効果を持つ物質の総称です。
ワキガ臭はフェロモンなのか?
ワキガの原因であるアポクリン汗腺はフェロモンとしての役割を持っていると考えられています。フェロモンの中でも性フェロモンで脇の臭いは性的に興奮させるとも言われているようです。ですのでフェロモンの一種と考えられます。
アポクリン汗腺がある場所は?
「ワキガの基礎知識」でもふれたように、ワキガの原因であるアポクリン汗腺はわきの下の他に外耳道、乳房、外陰部、肛門の周辺など性的に関係する場所に存在しています。そして、そのアポクリン腺は異性を惹きつけるフェロモンのような役割をしていることが知られています。
性ホルモン(男性ホルモンや女性ホルモン)はアポクリン汗腺を活性化させる作用が分かっているため、思春期の第二次性徴ごろからワキガを発症したりし、高齢になると臭いが減少する事も分かっています。
アポクリン汗腺からフェロモンが出ている?本当?
本当です!
アポクリン腺は性腺と言われる事もあります。異性を惹きつける「魅力的な匂い」「良い匂い」を発生させる器官です。
「ワキガの基礎知識」でも説明していますが、アポクリン汗腺から出る分泌物そのものには臭いはないのです、この分泌物が性刺激をする作用があるとも言われています。
アポクリン汗腺から出た分泌物と皮脂腺がそろい皮膚の常在菌に分解されると不快なワキガ臭を発生させてしまいます。ワキガ臭がフェロモンの一部と言っても強い臭いは一般的にはあまり受け入れられていません。
やはり清潔に保ちケアをし工夫をしフェロモンとしての効果を上げましょう。
ワキガ臭をフェロモンとして昇格させ有効利用するには?
ワキガ臭をフェロモンとして有効利用するには、自分の体臭にあった相性が合う香水を使うのがおすすめです。
注意としてワキガ臭をごまかすのではなく香水と中和させることが目的です。ですのであまり強い香水は合わないかもしれません。
上手に有効利用すれば「個性的」としてプラスに持っていく事も出来ます。
遺伝子的や記憶によるもの
遺伝子レベルでワキガ臭が好きという方や匂いに関する良い記憶によってワキガ臭を好む方もいらっしゃいます。
この記事のまとめ
一般的には受け入れられない方が多いワキガ臭ですが、考え方によっては臭いを無くす(抑える)だけではなく臭いを有効活用し「良い匂い」にもっていく方法もあると考えましょう。
- ワキガ臭はフェロモンの一種である
- 性的な場所にアポクリン汗腺がある
- 香水などで臭いを中和させ有効活用し個性をだす
- だからと言って清潔にしないのはNG